本日も素晴らしいお話を聞かせていただきました。登山愛好家の女性です。先日、来院されてトレーニング指導をさせていただいた際に姿勢についてこの方にご質問をいただきました。私は姿勢というものは全体的なイメージで捉えた方が身体全体のバランスが取りやすいと考えているため「天から吊るされた糸が頭のテッペンについていて、それに吊るされてるような感じでいると無駄な力が抜けて軸の通った良い姿勢になりますよ。」という内容のお話をさせていただいたため、それを登山で実践した際の感想を素晴らしい笑顔でお伝えくださいました。 「天から吊るされた糸に引っ張られるようなイメージで山を登っていると、急斜面でも平地に見えるような感覚になるの。以前は急斜面を登る際には股関節が裂けてしまうような感覚があったのに今回はそれが全くなかったんです。足の小指の痛みも全くないし、どんどん進化してる感じです!」 本当に素晴らしいですね。アドバイスと言うのはあくまでも言語による情報に過ぎません。その情報をご自身の身体に取り込み、実践を通して「体得」される。このスピードが半端ではない。同じアドバイスをさせていただいてもそれを取り込める人とそうでない人がいるのはこの「実践」に対する捉え方の違いに原因がありそうですね。 頭ではわかっているんだけど・・・ 本当によくお聞きする言葉ですが、この後に続く言葉で良い波動のものはありません。「この言葉を使わない。」こう決心し実践するだけでも、身の回りに起こる現象は変化してくるでしょうね。 とにかく実践。それが全てです。