https://video.yahoo.co.jp/c/19762/161950adbf303143b7355060da4b7e8424d90caf
Yahooジャパンのトップページにこのような記事が掲載されていました。情報発信元はロイター映像ニュース(9月13日)です。このような情報が当たり前のように報道されるようになってきているのですね。海の向こうの国の話としてなんとなく捉えるのではなく、現実に我が国の将来に起こりうる出来事であるという視点で捉える必要のある記事だと思います。
記事によるとフランスで「衛生パス」と言われるいわゆる「ワクチンパスポート」が義務化されたことを受けて民衆の反対デモが週末に9週連続起きているというニュースです。
ロイター通信、AP通信、AFP通信、ドイツ通信社。これらの情報発信による情報は世界中の情報発信のネタ元となっている事は周知のことですが、この情報源からフランスでの「ワクチンパスポート反対」の映像ニュースが日本で流されたという事は何か意味があるのでしょう。
「ワクチンパスポート」が実際に義務化されれば、日常生活における様々な面で支障をきたします。ワクチン自体の接種は「任意」という形を取っていても、「ワクチンパスポート」がなければ日常生活を送れないという社会体制が構築されてしまえば、「接種は任意である。」という言葉は有名無実化し、「事実上の義務化」と遜色ない自体に陥ります。この記事により「実際に義務化された国」で何が起こったかという事実を見る事は我々の将来を考える上で参考になるでしょう。
わずか数ヶ月で抗体数が減少するという研究機関からの発表など、様々な「ワクチンの効果」に対する疑問の声が上がってきています。少なくとも「ワクチンパスポートの義務化」に際しては「ワクチン の感染予防効果」を明確に説明できる根拠が示されなければ、国民に疑問を呈される形となり、このようなデモや暴動に発展するという可能性を示唆した大切なニュースだと思い記事にさせて頂きました。
「デモの良し悪し」よりも「なぜデモが起こったのか」ということを冷静に見定める知性が国民に求められています。まず「ワクチンは自分の身体を守るために打つもの」であるならば、「本当に守れるという実績・根拠」は必須です。そこを冷静に判断して行動できるようにならなければ、安易に「ワクチンパスポートは義務だから」という理由だけで行動してしまう。ここに「義務を守るのが『善』でそれに反対するのは『悪』である。」という構図が導入されれば国が大きく割れるでしょう。これは大変危険である。そのように感じます。
ワクチンパスポートはなぜ義務になるの?
少なくとも導入前にこの問いかけが出来るだけの全国民の知性が必須です。この問いかけに明確な答えが得られない状況での導入は「ワクチン接種の是非」という今回の騒動解決のための本質の部分に対する問いかけそのものを消滅させかねない由々しき自体に繋がるでしょう。
ワクチンが人体にとって有用(感染予防効果)であり、害(副反応・死亡のリスク)もなく、実際に存在を証明できるウイルスによるパンデミックから日本人を守るためのものである。それはある一定の期間に行われた社会実験により証明された事実である。ワクチンパスポートはその保有者が感染を拡大するリスクがゼロであることを証明するものであることが事実に裏付けられた。
だから義務化します!
これが義務化の自然な流れだと私は思います。
政府「義務だから守れ」
に対して
国民「義務である理由を説明せよ」
これが衝突したのが今回のフランスでのデモ・暴動でしょう。義務である理由が明確に説明できるならば、この暴動はその日に落ち着くはず。しかし、そうはなっていない。「義務である理由を説明せよ」と立ち上がったフランス国民の行動に学ぶべき事はありそうです。今後どうなるか、注視しましょう。