首と肩の周りが固まって動きにくいです。バンザイの動作もちゃんと出来ません。早速M S開始です。様々な提示あり。もっとも驚いたのは「I M:左胸鎖乳突筋(弛緩)」。施術後、「うわっ?真上を向けます。施術をしていただいていた時に左の顔から首にかけてゾワゾワしてたんです。触ってないのに不思議〜もう慣れましたけど。」このようなお言葉をいただきました。その後、もう少し氣になるという部分の施術を行うと、「あれっ?またちょっと動きが制限されました。」という状態になり、M Sで提示された「右の前脛骨筋」の施術で頸部の痛みと動きが改善。そして若干の不安定感のある頸部に対して「I M:頸部テーピング」で「安定しました!」とのこと。めでたし、めでたし。足首のしゃがんだ時の痛みがあるとおっしゃったのでついでにM Sをかけてみると「I M:右足首テーピング」。「安定しました!」とのこと。めでたし、めでたし。何度やっても不思議だ。
途中で一度改善していた動作が施術中に再び違った形で違和感を覚えるような感覚になる。これはよくあること。身体全体を全てで一つという考え方で施術をするため「途中経過」に過ぎない痛みはそれほど氣にする必要なありません。むしろ「次の一手」を導くための大切なサインとして「痛み」や「運動制限」をとらえるようにすれば、不思議と「次の一手」が導かれるように現れます。ですから、「素直に思っていることを伝えていただく。」これを当院の最大のルールとしております。