· 

日々、遠隔づくし(左母指の痛み)

「左の親指の付け根のあたりが手を開く動作をした際に痛いんです。フットマッサージをしていてその時に開き過ぎたような感じがするんです。」とのことで御来院です。早速M Sをかけてみると「I M:前腕伸筋群(弛緩)」。「あっ、さっきより楽な感じがします。」とのことで引き続きM Sです。「I M:左ヒラメ筋(弛緩)」。「あっ、痛くないです。不思議じゃなぁ〜。」とのこと。施術しているこちらも不思議です。触れていないため表現が難しいのですが、手の親指の症状を改善するために、左足のふくらはぎを意識空間の中で操作すると実際の患部(親指)に変化が起こる。量子力学の世界のイメージで捉えると不思議なことではないのですが、可視光線の世界では不思議ですね。

 

次に左肩の痛みがあるとのことだったのでM Sをかけると、「I M:左肩甲挙筋(弛緩)」。「あ〜、楽です!」とのこと。施術者の私も「本当ですか?(あまりにもI Mで変化するので)」という氣持ちになって実際にお尋ねすると、「本当よ!なんか左の肩がゾワゾワするというか、施術中は実際に触られてる感じがするの。」とのことでした。

 

これもよくお聞きすることなので最近はあまり驚かなくなってきましたが、やはり触れない施術(I M)がM Sで連続で提示される場合は「感想は正直に言ってくださいね。」と言いたくなってしまいます。明らかに目の前の方の可動域が変化していても「ほんまかいな。」とこちらが思ってしまう事がいまだにあります。触れてもいないのに勝手に変化する回復力ってすごいですね。実は超人の集いなのかも知れません。私は日々、探求あるのみです。皆さん、素晴らしい。