「肩が重いというか、硬いというか、肩甲骨がうまく動かない感じなんです。」とのことでの御来院です。どちらの肩から行こうかなということで早速M Sをかけると「左肩」の提示。そして「I M：左肩甲下筋（弛緩）」。「あ〜、左肩、楽です。動きます。右肩はまだ動きが悪いです。」とのこと。「じゃあ次は右肩を行きますね。」とお伝えしてM Sをかけると「I M：右肩甲挙筋（弛緩）」。「あ〜、楽！すごい動く！」と仰りながら腕をグルングルン動かされていました。娘さんと一緒にご来院されていて、娘さんは実際に施術風景をご覧になられていましたが「・・・」という感じですね。私でもそうなると思います。触れてないですから。
時間が余ったので他に氣になるところがありますか？とお尋ねすると「両脚が重だるい」と仰ったのでM Sをかけていくとこれも面白い提示がありましたね。内容は割愛しますが、左脚の重だるさの原因と、右脚の重だるさの原因は明確に別々であり、それぞれの原因に的確にアプローチすれば遠隔でも変化が起こるという事実を見させていただきました。娘さんの「・・・」は印象的でした。常識か、非常識か、どちらかというと非常識に少し寄っている当院ですがご理解いただき、感謝しております。