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小・中学生のための強くなるマンガ(日常生活におけるトランス脂肪酸編)

最後までご覧いただき、ありがとうございました。

今回は「授業参観」という事で、親御さんたちにも知っておいて頂きたい「日常生活におけるトランス脂肪酸編」と題しましてマンガを描かせて頂きました。トランス脂肪酸についてのマンガが連続しておりますが、理由は簡単。本当に危ないからです。

 

日々の臨床で思う事は「食に対する意識の高さと健康レベルの高さは比例する」という事。これは間違いありません。本作品をご覧いただいた方であればご理解いただけると思いますが、「油」だけでもこれだけ全身に関わっているのです。(小・中学生のための、ですからものすごく大雑把に説明させていただいているのが本作品です。)また機会があればマンガにさせて頂きますが、タンパク質の元となる「アミノ酸」や各種「ビタミン」・「ミネラル」など細かく見ていけばキリが無いというほど人体というのは様々な物質がそれぞれに関係しあって成り立っています。(高級食材を買えといっているのではありません。安価でも品質の高いものを選ぶ目を養えと言っているのです。)

 

その中でも「トランス脂肪酸」を連続して取り上げさせていただいたのは「正真正銘の毒」だからです。毒は身体を蝕む。確実に。「強くなりたいです!」と仰るアスリートでさえ、食生活をお聞きした際にトランス脂肪酸含有食品があまりにも多く「強烈な手遅れ感」でこちらが打ちのめされそうになる事も実際にあるのです。本当にもったいないのです。食事のせいで本来の才能が眠ったまま現役を終える選手。すぐ怪我をしたり、治るはずの怪我が治らずに現役を終える選手。恐らく日本には山ほどいらっしゃるでしょう。それほど、この国は身近に毒が蔓延していると言えます。普通に売ってますから。買い手が賢くなるしかないのです。

 

これから大人になっていく小・中学生には最低限知っておいて頂きたい情報として「トランス脂肪酸の危険性」が伝われば幸いです。脳の細胞の品質は間違いなく学力にも影響します。脳は60%以上が油で構成されている組織ですからね。トランス脂肪酸まみれの食事をしていて記憶力が良くなる訳がないのです。大人の皆さんにも一言、「認知症が怖いんです。」と人に相談する前にその手に持ってるポテチをやめなはれ。