ご自身に備わった「自然治癒力」を素直に認める。

先日、大阪から来院されて、施術後に感動の涙を流された80代の女性(Aさん)が妹さんご夫婦とともに2回目のご来院です。本日も学びの多い楽しい時間を過ごさせていただきました。ありがとうございました。

 

前回施術させていただいた右肩の可動域制限がもう少し氣になるとの事で、意識施術をさせていただいたところパッと可動域に変化が出たため、自然治癒力って本当に凄いなぁ・・・と改めて感動させていただきました。

 

その後、前回の感動の涙を流すキッカケとなったムチャブリタイムの症状についてお尋ねすると、

 

Aさん「もちろん完治ではないけど、日常生活が随分楽になってます。今までは右側だけだったのに、サポートがあれば正面も問題なくいけるようになってる。」

 

・・・とのお言葉をいただき、驚きとともにホッとしました。そしてすぐに「もっといけるんじゃないか?」という私の思考の癖が発動してしまい、

 

院長「じゃあ、もっと日常生活が楽なイメージをして下さい。」

 

・・・と意識施術が始まり、

 

院長「前回のようにサポートが無い状態で問題なく日常生活が出来るイメージを持って下さい。」

 

・・・と意識施術をさせていただいたところ・・・

 

Aさん「いけてます。」との事。妹さんご夫婦も笑顔でビックリです。もちろん私もビックリです。(笑)

 

院長「他に氣になることはないですか?」

Aさん「そういえば、歩くときに急にフラッとバランスが崩れてしまうんですけど・・・どうにかなりますか?」

院長「わかりませんけど、ちょっと動作を確認したいので歩いてみて下さい。」

(Aさん歩行中・・・フラッ・・・フラッ・・・)

妹さん「そうそう、お姉ちゃんは歩くときにいつもこんな感じになってるんです。」

院長「なるほど。じゃあ、Aさん。このフラフラが無い状態で歩けるイメージをして下さい。行きますよ~。はい、背中の黄色です。」

Aさん「はい。」

(意識施術中・・・)

院長「はい、どうですか?ちょっと、歩いてみましょう。」

(Aさん歩行中・・・とってもスムーズ・・・クルっと振り返って・・・)

Aさん「大丈夫です!いやぁ~!すごい!(笑顔MAX)こんなのもいけるの!ほら!まっすぐ行ける!」

妹さんご夫婦「いやぁ~・・・いけてるなぁ。こんなにすぐに変わる?」

院長「ホントに凄いと思います!」

妹さん「お姉ちゃんはもう、『ものすごく素直』だから。これも大切なんでしょうね。凄いわぁ。ホントに。」

院長「それはもう、絶対です。『常識外れの変化をする人の共通点は何ですか?一つだけ答えよ。』という問題を出されたら即答です。『素直である事』これは絶対です。数値で表せないものなので、客観的な評価が難しいですが、『素直さ×集中力×栄養状態=意識施術で身体を変化させるキッカケとなる自然治癒力の大きさ』こんな公式が成り立つような氣すらしています。」

 

院長「他に何か氣になってることがありますか?」

Aさん「右側のこの部分が痛くて使いにくくてね・・・」

妹さん「これもずっと言ってるんですよ。」

院長「なかなかのムチャブリタイムですね。まあ・・・やってみましょうか。右側が使えるイメージです。」

(意識施術中・・・)

院長「どうですか?」

妹さん「使ってみないとわからないわ・・・」

院長「ちょっと待って下さいね。そこを使っていただきますから・・・はい、これどうぞ。」

Aさん「ありがとうございます。・・・あっ、いけるわ。うん、いける、いける。いけてるわ。」

妹さん「いけてるなぁ・・・なんで?」

妹さんのご主人さん「もう、何でもアリやね。」

院長「ホントにねぇ。何なんでしょうね。だんだんわかってきているんですけど、言葉には出来ないですね。」

 

院長「こういうもんです。言えるのはこれだけです。現実を正確に切り取るのに言葉だけでは不十分ですね。」

 

 

人間の未知とされている部分に対する探求はまだまだ続きそうです。メインの症状が何とかなった後に時間が余っていたら発生するムチャブリタイム。この貴重な時間で『人間の自然治癒力』というものを毎日少しずつ掘り下げています。長年にわたるこの時間の積み重ねは大きいですね。ご協力いただいた皆さんには本当に感謝しています。新たな世界が見えつつあります。

 

「もう、建物も施術用のベッドもいらないじゃないですか。災害の時でも大丈夫ですね。」

 

つい先日も患者さんにこんな事を言われました。「以前、コロナ禍においてコロナワクチン接種者の施術をさせていただいた際に、患者さんのワクチン接種が原因かどうかはわかりませんが、私の口や目など粘膜系の異常を感じるという事が相次いだ事がありました。実際に私の体調に変調をきたしていたため、その際には、ワクチン接種者の身体から他人に何らかの悪影響を及ぼす物質が出ている可能性があるのではないかという仮説のもと、ワクチン接種をしていない方々に悪影響があってはならないと考え、それを当面の間避けるため(あの時期は該当する患者さんには大変ご迷惑をお掛けしました。それでも来院して下さった方には本当に感謝しています。岡山県に公文書の開示請求をしたり、あの頃はいろいろやっていましたね。未知のものについては「納得いくまで調べる」納得いかないものに対しては安易に受け入れない。来院される患者さんには極力正確な情報提供をさせていただく必要がありますからね。今では、あの時の行動を評価して下さる患者さんも多くいらっしゃるので有難いです。)駐車場にテントを張って、そこで施術させていただいていた事もあるんですよ。」とお伝えさせていただきました。すると・・・

 

「もう、やってるじゃないですか。」って笑われました。(笑)

 

これからも仮説検証の繰り返し。楽しみながら「人間の凄さ」を追及させていただきます。

 

今日も素晴らしい一日でした。