本日も刺激的な一日を過ごさせていただきました。ありがとうございました。どの施術も患者さんと共に笑って終えられる。これって本当に幸せな瞬間なんです。患者さんも施術者も本氣。これがこの瞬間を生むのだと思います。本日も簡単に振り返らせていただきます。
まず、朝一番のAさん。私よりも早く来院されていて、驚きました。長い時間お待ちいただいて申し訳なかったです。Aさんに「来るのが楽しみです。」というお言葉をいただいた時は嬉しかったですね。とても声に元氣が溢れる感じになってきているし、いい感じだなぁ~と思っていたら・・・
・・・と一言。
院長「ですよね。」
・・・こんな感じです。明らかに声を聞いていて心地良い(笑)。そりゃ仕事も順調になるでしょう。本当に素晴らしい変化だと思います。氣になる症状はいろいろと仰られていましたが、もう雰囲氣がとても元氣。目には見えませんがエネルギーの存在を感じましたね。右の前腕の症状が左の上腕に施術を行う事で軽減するというのには驚きましたね。
Aさん「なんで左の上腕に触れられていただけなのに、右の前腕の症状が変化しちゃうんですか?」
院長「わかりません。でも左の上腕に触れないといけないというのは私の身体が感じているみたいです。頭ではまったくわかっていません。あえて表現するならば、手だけが別人格のような感じです。勝手にやってます。」
・・・いつものみなさんとの会話です(笑)。
次にBさんのお話です。
前回は背筋が曲がった状態から伸びないという事でご来院いただきましたが、本日「どうですか?調子は?」とお尋ねすると・・・
・・・こんな事を仰ってくださいました。ニッコリ笑顔で。嬉しいですね。
ご自身の自然治癒力というものがどのようなものか、前回の初来院である程度理解されたようで(天才か?)、
Bさん「今、こんな症状が氣になっているんです。」
・・・と色々仰るから
院長「前回、これ、仰ってましたっけ?」
Bさん「いや、今初めて言ってます。」
・・・との事。これもよくある事なんです。いきなりすべてを仰らない。院長という人間を探りながら、小出しに小出しに(笑)。こういうタイミングで「そんな症状を抱えてたんですか?初めに言ってくれればいいのに。」という事がよくあります。
院長「じゃあ、それをやってみますよ。はい、背中の緑です。」
Bさん「はい、わかりました。」
院長「はい、どうですか?」
Bさん「あっ、さっきまで○○だったのに!大丈夫です!(ニッコリ)」
院長「他に氣になることはありますか?」
Bさん「腹。」
院長「腹?さっき仰ってた事を書いたメモに『腹』って無いですよ?」
Bさん「はい、今、初めて言ってます。」
院長「腹をどうしろと?」
Bさん「(ジェスチャー!)」
院長「やってみますか?はい、いきますよ~!」
・・・小出しに、小出しに(笑)。楽しかったですね。
その後、Cさんと中学生のDさんが一緒にトレーニングです。全く違う世代の方々が一緒にトレーニングをするのもお互いにいい刺激になるようです。自分のお母さんより年上の女性の体力レベルに全く歯が立たない。これは学生さんにはいい刺激になるようです。
当院には見た目は普通の感じなのにトレーニングをしていただくと「お化け」というレベルの方が多数来院されています。皆さん、初来院は怪我の施術だったのですが、もうどこが悪かったのか・・・?院長自身が忘れるくらい元氣な方が多いです。当院のトレーニングは優しい類のものではなく、それぞれの体力レベルに応じてある程度負荷をかけていくのですが、皆さんの体力レベルがだんだんと変化してくるのを見るのは楽しいですね。強くなるための負荷をかけてトレーニングをしているのですから、そういう変化をするのは当然ですよね。
そして、初来院のEさんですね。娘さんの知り合いの方が当院で施術を受けられた後の変化を聞いて来院を決意されたとの事です。あまり詳しく書くことは控えますが、誰が見ても重症だといえる症状です。ここまでの症状は私も初めてである事を初めにお伝えして、まず症状を分析させていただきました。
症状が重く、複合的なものである場合、まずどこから手を付けていくべきか、どこの部分を意識するところからはじめるかを目星をつけていく必要があります。全くの未知の領域ですから、これから行う施術が功を奏するかどうかなど全く分かりません。ですから、結構細かくコミュニケーションを取らせていただきましたね。
院長「私には左足の小指側に体重を載せざるを得ない身体の状況に見えますが、そんな感覚ですか?」
Eさん「そうです。その形でしか踏ん張れない状態です。」
院長「なるほど。でも、目標とする姿勢になるためには左足にかかる重さをもう少し内側に持ってくる必要があります。おそらくこの動作はきついと思いますが、この動作が出来るイメージをしてください。行きますよ。はい、背中の緑です。」
Eさん「はい、わかりました。」
(院長施術中・・・)
院長「はい、どうですか?ちょっと立ってみて下さい。」
Eさん「う~ん、ほんのちょっと変化した感じですかねぇ・・・」
院長「そこに忖度はありませんか?症状の変化に集中するだけ。私に対する忖度は一切要りませんよ。」
Eさん「忖度は無いです。ほんの少しですけど、変化してるのはわかります。」
院長「オッケーです。これが大きな変化のキッカケに繋がるんです。そのほんの少しの変化がものすごく大切なんです。」
・・・こんな感じで、ひたすらMöbiussearchとImagemoveで施術を繰り返させていただきました。見た目にはそれほど大きな変化はありません。しかし、施術の初めに比べると重心の位置がハッキリと変化しているは観察させていただいていて明確にわかったので施術の終わりかけに質問をさせていただきました。
院長「Eさん、通院、出来そうですか?怪しい施術ですし、いきなり走れるようになってるわけではない。ご本人がどう感じているのかをお聞きしたくてこの質問をしています。」
Eさん「もちろん通院させていただきます。まだまだスムーズに動けていないですが、明らかに変化しているのは自分でもわかるんです。」
院長「なるほど。それなら本当にいける氣がします。ちょっと、来院された時みたいに杖をついて歩いてみて下さい。」
Eさん「わかりました。」
・・・杖を持ったらEさん、結構スタスタ歩かれたので、
院長「えっ?結構歩けてませんか?杖、あんまり使ってないし(笑)。」
Eさん「そうですね。転倒に対する怖さがある感じなんです。普通に立っている状態のしんどさはもう無いです。」
院長「オッケーです。たぶん、まだいけると思います。今日は結構動いたの体力的にきついと思うので続きは次回。頑張りましょう。」
・・・こんな感じで最後に栄養摂取についてのお話をさせていただいて、施術を終了させていただきました。
本人が意識施術によって自分の身体が変化することに氣がついていれば、まだまだ変化の可能性はある。「常識か、非常識か」などどうでもいいのです。後はどのように道筋を立てていくかはこちらが分析してお伝えしていくだけです。
やるかやらないか。この二択で「やる」を選択した方々に対して全力で向き合う。私にはそれしか出来ません。耳の痛い事も平氣で言わせていただきます。結果が出なければ実力不足でどれだけ批判されようとかまいません。そういうやり方で16年以上。毎日真剣勝負です。だから、中途半端な氣持ちで来院される方には本当に暑苦しいですよ。当院は。不本意ですがたまに「鬼軍曹」などと言われます。本人は優しいつもりです(笑)。
来院された全ての皆さんの事を記述することは時間の都合上無理ですが、本日も素晴らしい出会いに感謝です。ありがとうございました。
来週は予約の都合上、ブログの更新回数を減らします。睡眠時間を確保し、施術の質の向上に重点を置かせていただきます。(感動的な事があれば、書いてしまうかもしれません。)素晴らしい年末を過ごしましょう!